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ナンクル

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ナンクルの基本的考え方

 あなたが今生きている中で一番関心を持ち、一番コミュニケーションをとってきた人は誰でしょう。こう問われるとほとんどの人は「誰だろう、両親かな、親友の~さんかな、妻(夫)かな」と身近な人を思い浮かべてしまうようです。
  でも、少し深く考えると、それは自分自身であることに、はたと気がつきます。
  そうなんです、この世の中で一番自分に関わっているのは、自分自身なのです。これから先もずっと関わる人は自分自身です。そして、一生のうちで数多くの人と関わり合い、その人たちのことを知るようになるでしょうが、自分以上にはどんなに頑張っても知りうることはありません。
  知りうる最大限は、そう、自分自身です。
  最近、自分と周りの人たちとのコミュニケーションがあまりうまくいかないと悩んでいる人が増えているようですが、その悩みを解決するためには、まず自分が自分とどのようなコミュニケーションをとっているかを知ることです。
  一言で言うと、「自分を知る」ということです。
  自分を知らない限り、自分以外の人は知りようがないのです。
  自分を知るためには様々な方法があると考えられますし、すでに皆さんもやられていることがあると思います。

 私がここで提供している方法は「体験的トレーニング」です。

 そもそも、体験的トレーニングは1960年代のアメリカにおけるヒューマン・ポテンシャルムーヴメント(人間性回復運動)に起源を発します。1970年代に入ると、ヴェトナム戦争の終結による帰還兵たちの社会復帰のために使われていたセラピーや心理療法を、一般の、心身ともに健康で健全な人たちが、家庭や仕事、友人関係においてより大きな成果を挙げるために使われるようになりました。
  体験的なセミナーで一般的に大きな広がりを見せ、ジョン・レノンや、ジョン・デンバーらも参加し影響を受けたといわれているのが、ワーナー・エアハードがはじめたエストで、日本には同様にアメリカで始まったライフ・スプリングの流れを汲むライフ・ダイナミックスが、1970年代から1980年代にかけて多くの受講者を集めていました。

 私が現在主催しているセミナーは、上記のようなセミナーをベースとしてはいますが、より日本人向けに、より日常生活に役に立つように作り上げた、「自己体験を見る」トレーニング(セミナー)です。

 トレーニングは、約70パーセントが実習で構成されています。実習の中で、自分の体験を直接自分で見つめることにより、自分の力で様々な発見をしていきます。
  人に、「あなたはこうだ」と教えられることは一切なく、自分で発見していきますから、トレーニング終了後、トレーニングで体得したことを、日常生活でより実践しやすい状態で終了することが可能です。
  ところで、「自己体験」とは何でしょうか。

自分の体験ということですが、「体験」ということに関してより具体的に定義しておきましょう。

体験は、三つの分野に区別していくと見やすくて、整理しやすいです。

3つの領域

 体験を客観視していくと、私たちは同じような状況に身をおいた時、同じような体験をしがちな自分自身を発見するかもしれません。
  もし、同じような状況に身をおいた時に、同じような体験をしがちだとしたら、それを決めているものがあるようです。
  それを、このトレーニングでは、「観念」と言っています。

 大脳生理学者のエリック・バーンは、人間を切り株に例えてわかりやすくモデル化しています。

 きりかぶの図切り株の一番外の部分が体験です。見ることが可能な部分です。ただし、無意識では見えません。
  まず、体験に意識を向けてみます。同じような状況に身をおいた時に、同じような体験をしがちだとしたら、それを決めているものを「観念」、エリック・バーンは「人生脚本」と言っています。この観念は、生まれたときには身に付けていません。生まれてから教育される分野です。   12歳くらいで約90パーセントの人格が出来上がると言われています。中学校の1年生ぐらいの間に私たちは、こうやって生きていこうということをほぼ90パーセント決め、あとはその脚本にのっとって生きていくようです。
  この観念は生きていくのに必然的に身に付けてきました。しかし、よく見ていくと、今の自分やこれからの人生をよりよくし、さらに大きな成果を作り出すのにあまり役に立たない観念も身に付けているかもしれません。
  トレーニングを終了しても、身に付けた観念が消えてなくなるわけではなく(なくなると困りますが)、役に立つ観念と役に立たない観念の区別が可能になります。その結果として、行動やふるまいに違いがでてきたり、目標が明確になったりということが起こります。
  切り株の中心の部分を、「本質」といいます。私たち一人一人の存在理由です。命そのものです。本質とか、存在理由とか言われても、ぴんとこないかもしれませんが、生まれてから1~2歳の赤ちゃんを思い浮かべてみてください。赤ちゃんはそこにいるだけで人をひきつける力を持っています。私たちにも、確実のそのころがありました。長い人生の中で、自分の観念を守ることばかりにエネルギーを使い、いつの間にか本来自分が持っている人としての輝きや、力強さを使わなくなっているということではないでしょうか。

 あなたはこれからどのような人生を送りたいと思っていますか。
  このトレーニングに参加することにより、自分自身が本当に進みたい道を見つけ出し、その方向に向かって歩き始めるきっかけにして下さい。もうすでに歩き始めている人は、さらに大きな自分自身や目標を発見し、もう一段上の自分自身にチャレンジするきっかけとしてこのトレーニングが大いに役に立つことでしょう。


     

 
ごあいさつ
あ
 
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